保育士になりたい

認可保育所と認可外保育施設

 認可外保育施設というと、保育所内での事故のニュースや、「認可外」という言葉から、違法なのではないかと思われがちですが、設置が禁止せれているわけではありません。

 認可外保育施設は、児童福祉法上の「保育所」に該当しない保育施設で、設置するためには、届出が必要とされています。また、一定の規模の認可外保育施設では、立ち入り検査を含む行政機関の検査・指導強化が図られており、いわゆる「無認可保育園」での劣悪な環境を改善しようという動きが進んでいます。

 このような認可外保育施設が、3歳未満の児童の保育や、延長保育、24時間保育の受け皿になっているという実態もあるようです。

 

認定こども園

 待機児童の問題や、新しい保育ニーズに対応するため、「認定こども園」という制度が始まりました。各都道府県の条例で定めた基準を満たすことで、「認定こども園」として認められることになります。

 認定こども園には、4つのタイプがあります。

 ①幼保連携型:認可幼稚園と認可保育所とが連携して一体的な運営を行うタイプです。

 ②幼稚園型:認可された幼稚園が保育所的な機能を備えたタイプです。

 ③保育所型:認可された保育所が幼稚園的な機能を備えたタイプです。

 ④地方裁量型:認可のない地域の教育・保育施設が認定こども園として機能を果たすタイプです。

 

保育士の就労先

 保育士の主な就労先は、上記の認可保育所、認可外保育施設の他に、乳児院や児童擁護施設、児童館、学童保育などのような児童福祉施設があります。

 近年は、様々な保育士のニーズに応えるため、産休に入った際の補充などのための保育士を派遣する派遣会社や、指定管理者として施設を受託運営する会社なども現れています。

 保育士の求人では、正規職員だけではなく、パートタイム労働や派遣社員、新卒採用や中途採用など幅広い勤務形態で募集が行われています。ただし、保育士の派遣の場合、産休等の代替要員の際の派遣を除き、派遣期間は最長で1年となっています。

 女性の社会進出に伴い、大手の企業では、会社内に保育所を設置するということも増えています。少子化で子どもの数が減ってきていても、「保育士」のニーズは増えているといえるかもしれません。

 

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